最終投資家限資料 資料作成日:2025年12月16日
2025年11月の運用状況
当月の概況
- 米国株式 ほぼ横ばいとなりました。月前半は、米連邦政府機関の一部閉鎖が過去最長となる中、株式市場の高値警戒感などから、ハイテク関連銘柄を中心に一時的に調整色を強める場面も見られました。しかし、複数の連邦準備制度理事会(FRB)高官が追加利下げを支持するハト派的な姿勢を示唆したことで投資家心理が改善し、月末にかけて値を戻す展開となりました。
- 米国外の株式 欧州株式は、米国株式に連れてほぼ横ばいとなりました。日本株式は、米利下げ観測の高まりが相場を押し上げました。中国株式は、中国景気の悪化懸念を背景に、下落しました。
- 為替相場 対米ドル、対ユーロともに、日本円は下落しました。高市政権による積極的な財政出動に伴う財政悪化懸念が意識されたことで、円売りが優勢となり、ファンドにプラス寄与しました。
当月の概況
- 株式その他 米ドルべースで米国株式、米国以外の先進国株式、ハイ・イールド債はややプラスに寄与したものの、新興国株式はマイナスとなりました。(なお、当ファンドでは株式市場への連動性を一般的なインデックス対比で約3割高くしています。この値は資料作成時点の見通しに基づくもので、今後予告なしに変更する場合があります。)
- 為替相場 為替はプラスに寄与しましたが、ファンドの純資産総額の約4割弱(実質株式保有比率の約半分)に対して為替ヘッジを行っているため、為替ヘッジなしのポートフォリオと比較してそのプラス影響は限定的でした。
当月の概況
- 米国株式 米国株式市場はほぼ横ばいとなりました。当ファンドの組入れ銘柄においては、全20銘柄中16銘柄がマイナスに寄与し、基準価額は下落しました。個別銘柄では、大手航空会社のユナイテッド・エアラインズ・ホールディングスや半導体ソリューションなどを提供するブロードコムなどがプラス寄与した一方、暗号資産関連銘柄のストラテジーやコインベース・グローバルがマイナスに寄与しました。
- 為替相場 円安ドル高が進行し、ファンドにプラスに寄与しました(マネーフォワード全世界株式インデックスの項をご参照ください)。
※ 比率はGEOMAXマザーファンドの純資産総額比です。表示桁未満の数値は四捨五入しています。
※業種はGICS(世界産業分類基準)で分類しています。GICSに関する知的所有権等はS&PおよびMSCI Inc.に帰属します。
当月の概況
- 米国債券 債券利回りは、低下しました(債券価格は上昇)。月前半は、米経済指標が市場予想を上回り、景気の底堅さが意識されたことなどを背景に、債券売りが優勢となる場面も見られました。しかし、月後半には、複数のFRB高官が追加利下げを支持する姿勢を示したことを受け、利下げ期待が強まり、米国債利回りは低下しました。
- 米国外の債券 ユーロ圏の債券利回りは、上昇しました(債券価格は下落)。米国債券市場の動きやドイツの財政拡張策を反映した予算案が承認されたことを背景に、月中にかけて利回りは上昇しました。月後半は、FRBによる利下げ示唆などを受けて、利回りはやや低下しました。
※当ファンドは為替フルヘッジを実施しており、外貨の変動による影響は低減されています。
当月の概況
- 主なプラス寄与 低リスク性の観点からディフェンシブ戦略などで買い持ちしていた米国債の利回りが低下(債券価格は上昇)したことから、債券ポジション全体および金利先物オプションのポジションは、ファンドにプラスに寄与しました。また、モメンタム戦略などで売り持ちしていた円の価格下落がプラスに寄与しました。
- 主なマイナス寄与 ロシア・ウクライナ情勢をめぐる和平交渉の進展を受け、地政学リスク後退への期待から原油価格が下落し、機械学習戦略におけるエネルギー関連のポジションがマイナス寄与しました。

今後の方針
- 主要国における金融政策の非対称性が意識される中で、株式、債券、通貨などの資産価格においてもトレンドの変化や不規則な変動が生ずる可能性が高まっています。引き続き、金利オプションを活用しながら債券の下落リスク抑制を図りつつ、個別戦略の開発・改善、特に機械学習を活用したモデルの向上に取り組み、パフォーマンスの改善を図ってまいります。
ご参考
グローバル複合戦略ポートフォリオ(G)のエクスポージャー詳細はこちら
各ファンドのパフォーマンス詳細はこちら
追記
- 本資料は、株式会社sustenキャピタル・マネジメント(以下「弊社」といいます。)が最終投資家向けの情報提供を目的として作成したものです。
- 本資料は、弊社が信頼できると判断した情報等に基づいて作成されていますが、弊社がその正確性・完全性を保証するものではありません。
- 本資料に記載された市況や見通し等は、本資料作成時点での弊社の見解であり、将来の動向や結果を示唆あるいは保証するものではありません。また、将来予告なしに変更する場合もあります。
- 本資料に記載された過去の運用実績は、将来の運用成果を示唆あるいは保証するものではありません。
- ポートフォリオの内容は市場の動向等を勘案して随時変更されます。
- 目標資産比率は作成基準月末時点でのポートフォリオにおけるターゲット・ウェイトを表示しています。各ファンドの組み入れ資産については以下をご参照ください。
組み入れ資産の詳細
- マネーフォワード全世界株式インデックスファンド:
- 米国株式:MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信の投資先となる米国株式、およびS&P500 E-MINI 先物(買建)
- 米国外の株式:MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信の投資先となる株式(米国除く)
- グローバル資産分散ポートフォリオ(R):
- 米国株式:S&P500 E-MINI 先物(買建)
- 先進国株式(米国除く): VANGUARD FTSE DEVELOPED MARKETS ETF
- 新興国株式: VANGUARD FTSE EMERGING MARKETS ETF
- ハイ・イールド債券: SPDR BLOOMBERG HIGH YIELD BOND ETF
- グローバル債券ポートフォリオ(B):
- 米国債券:VANGUARD TOTAL BOND MARKET ETF
- 先進国債券(米国除く): VANGUARD TOTAL INTERNATIONAL BOND ETF
本資料の一部または全部を、弊社の書面による事前承諾なく(I)複写、写真複写、あるいはその他いかなる手段において複製すること、あるいは(II)受領者に所属する役職員あるいは受領者の委任を受けた代理人以外の第三者に再配布することを禁じます。
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