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メディア紹介ウィークリーマーケットレポート最終投資家限資料 資料作成日:2024年6月19日
2024年5月の運用状況
マネーフォワード全世界株式インデックスファンドの当月の基準価額は2.6%上昇しました。
当月の概況
- 米国株式 上昇しました。月前半は、連邦公開市場委員会(FOMC)で更なる金融引き締めへの警戒感が薄れたことや、米経済指標で雇用の減速が示されたこと、さらに米消費者物価指数(CPI)の伸びの鈍化などから米国の利下げ観測が強まり、株価は上昇しました。しかし月後半は、米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値などで景気の底堅さが示されたことや、低調な米国債の入札結果による利回り上昇などから、上値は限定されました。
- 米国外の株式 欧州株式は、米国株式同様に上昇基調で推移しましたが、上昇幅は米国よりも抑えられました。日本株式は、国内長期金利の上昇が重しとなり、かろうじてプラス圏で着地しました。中国株式は、本土市場において、月初から上値が重い展開となり、中国軍による台湾周辺海域での軍事演習で警戒感が高まったことや、米国で強い経済指標が示されたことによる米国の利下げ期待の後退などから下落しました。
- 為替相場 月初に政府・日銀による為替介入の観測があり、一時は153円台まで大きく円高ドル安が進みましたが、その後は日米の金利差が意識され徐々に円安ドル高となり、月間としては若干の円高ドル安で終了し、ファンドにマイナスに寄与しました。
グローバル資産分散ポートフォリオ(R)の当月の基準価額は2.0%上昇しました。
当月の概況
- マネーフォワード全世界株式インデックスファンド同様、世界の主要株式市場の動向に影響を受けました。
- 為替はマイナスに寄与しましたが、為替ヘッジ比率を約50%としていることから為替市場の影響は半分程度となり、ファンド全体のパフォーマンスはプラスとなりました。
グローバル債券ポートフォリオ(B)の当月の基準価額は0.2%下落しました。
当月の概況
- 米国債券 月前半は、米連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げへの警戒感が薄れたことや、消費者物価指数(CPI)の伸びが鈍化したことなどにより米国債の利回りが低下しました(債券価格は上昇)。 月後半は一転し、一部FRB高官が利下げに対して慎重な姿勢を見せたことや、低調な米国債の入札結果などから、米国債の利回りは上昇し(債券価格は下落)、結果として前半の価格上昇を抑え込む形で若干のプラス寄与となりました。
- 米国外の債券 欧州債券はおおむね米国債と同様に推移しましたが、ドイツの消費者物価指数(EU基準CPI)が予想を上回ったことなどから、月後半の利回り上昇幅は米国債を上回り、月を通して債券価格は下落しました。
※当ファンドは為替フルヘッジを実施しており、外貨の変動による影響は低減されています。
グローバル複合戦略ポートフォリオ(G)の当月の基準価額は3.2%下落しました。
当月の概況
- 主なマイナス寄与 キャリー(保有期間利回り)の観点からキャリー戦略などで売り持ちしていた銀が上昇したことから、商品ポジション全体でファンドにマイナスに寄与しました。銀の上昇は、FRBの利下げ期待の高まりによるドルの価値の相対的な低下見込みなどが要因です。 同じく商品ポジションで、低リスク性の観点からディフェンシブ戦略などで売り持ちしていた天然ガスが上昇したことがマイナスに寄与しました。天然ガスの上昇は、気温上昇による需要増加や生産量の減少見通しなどが要因です。
- 主なプラス寄与 リターンの非対称性の観点からスキュー戦略などで売り持ちしていた日本円が下落するなど、通貨ポジション全体でファンドにプラスに寄与しました。 また割安度の観点からバリュー戦略などで売り持ちしていたドイツ10年債は利回り上昇により(債券価格は下落)、債券ポジション全体でプラスに寄与しました。
今後の方針
- 引き続き各国の金融政策について不確実性の高い環境が続くことが予想されますが、今後とも個別戦略の改善・開発を通じて、特定のカテゴリや資産からの寄与が過度に大きくならないように留意しつつ長期的な資産価値の向上に継続して取り組んで参ります。
ご参考
グローバル複合戦略ポートフォリオ(G)のエクスポージャー詳細はこちら
各ファンドのパフォーマンス詳細はこちら
配分比率は作成基準月末時点でのポートフォリオにおけるターゲット・ウェイトを表示しています。各ファンドの組み入れ資産については追記をご参照ください。
追記
- 本資料は、株式会社sustenキャピタル・マネジメント(以下「弊社」といいます。)が最終投資家向けの情報提供を目的として作成したものです。
- 本資料は、弊社が信頼できると判断した情報等に基づいて作成されていますが、弊社がその正確性・完全性を保証するものではありません。
- 本資料に記載された市況や見通し等は、本資料作成時点での弊社の見解であり、将来の動向や結果を示唆あるいは保証するものではありません。また、将来予告なしに変更する場合もあります。
- 本資料に記載された過去の運用実績は、将来の運用成果を示唆あるいは保証するものではありません。
- ポートフォリオの内容は市場の動向等を勘案して随時変更されます。
組み入れ資産の詳細
全世界株式:MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信 米国株式: S&P500 E-MINI 先物(買建) 先進国株式(米国除く): VANGUARD FTSE DEVELOPED MARKETS ETF 新興国株式: VANGUARD FTSE EMERGING MARKETS ETF ハイ・イールド債券: SPDR BLOOMBERG HIGH YIELD BOND ETF 米国債券:VANGUARD TOTAL BOND MARKET ETF 先進国債券(米国除く): VANGUARD TOTAL INTERNATIONAL BOND ETF
本資料の一部または全部を、弊社の書面による事前承諾なく(I)複写、写真複写、あるいはその他いかなる手段において複製すること、あるいは(II)受領者に所属する役職員あるいは受領者の委任を受けた代理人以外の第三者に再配布することを禁じます。
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