最終投資家限資料 資料作成日:2025年8月20日
2025年7月の運用状況


当月の概況
- 米国株式 米国株式は、6月の雇用統計で労働市場の底堅さが示されたことや、日本や欧州との関税合意が好感されたことなどから、月を通して上昇しました。
- 米国外の株式 欧州株式は、米国との関税交渉の合意期待などから上昇しました。なおEUは7/27に米国との交渉で合意に至ったものの、期待ほどの内容とならなかったことなどから、合意によるプラスの影響は限定的となりました。日本株式は、日米通商協議が合意に至り、関税に対する懸念が和らいだことなどから上昇しました。中国株式も、米国との関税交渉の進展期待や、対中半導体設計ソフト輸出規制撤回などが好感され上昇しました。
- 為替相場 米ドルは、米国経済の底堅さなどを背景に連邦準備制度理事会(FRB)が利下げに関して慎重姿勢を維持したことや、参院選後の日本の政局不透明感などから円安ドル高が進行しました。ユーロは、財政赤字拡大への懸念や欧州中央銀行(ECB)による利下げ期待の後退に伴う欧州の債券利回り上昇を背景に対円で上昇しましたが、米国との通商合意内容への失望感から上昇幅は限定的でした。

当月の概況
- 株式その他 米国株式、米国以外の先進国株式、新興国株式、ハイ・イールド債はいずれもプラスに寄与しました。(なお、当ファンドでは株式市場への連動性をインデックス対比で約3割高くしています。この値は資料作成時点の市場見通しに基づくもので、今後予告なしに変更する場合があります。)
- 為替相場 為替はプラスに寄与しましたが、為替ヘッジ比率をファンドの純資産総額の約4割弱(実質株式保有比率の約半分)としていることから為替市場の影響はその分抑えられました。

当月の概況
- 米国株式 当ファンドの基準価額は市場平均を大きく上回って上昇しました。 個別銘柄では、大手半導体メーカーのアドバンスド・マイクロ・デバイセスやクラウドネットワークのプラットフォームやネットワークオペレーティングシステムなどを提供するアリスタネットワークスが大きく上昇しました。
- 為替相場 円安ドル高が進行し、ファンドにプラスに寄与しました(マネーフォワード全世界株式インデックスの項をご参照ください)。

※ 比率はGEOMAXマザーファンドの純資産総額比です。表示桁未満の数値は四捨五入しています。
※業種はGICS(世界産業分類基準)で分類しています。GICSに関する知的所有権等はS&PおよびMSCI Inc.に帰属します。

当月の概況
- 米国債券
- 米国外の債券 ユーロ圏では、財政赤字拡大への懸念や、欧州中央銀行(ECB)が8会合ぶりに政策金利据え置きを決定したうえ、ラガルドECB総裁が今後の方針について様子見姿勢を示唆したことなどから、欧州債の利回りは上昇しました。
債券利回りは上昇しました(債券価格は下落)。強い雇用統計・インフレ加速の兆候を背景にFRBの利下げ期待が後退したことなどから、米国債の利回りは上昇基調で推移しました。
※当ファンドは為替フルヘッジを実施しており、外貨の変動による影響は低減されています。

当月の概況
- 主なプラス寄与 価格動向の観点からモメンタム戦略などで売り持ちしていた日本円が下落したことから、通貨ポジション全体でプラスに寄与しました。また、同戦略などで買い持ちしていた米国株が上昇したことから、株式ポジション全体でプラスに寄与しました。さらに、機械学習戦略で売り持ちしていた天然ガスが下落したことから、商品ポジション全体でプラスに寄与しました。天然ガスの下落は、過去最高の生産量と豊富な在庫による供給過多が主な要因です。
- 主なマイナス寄与 低リスク性の観点からディフェンシブ戦略などで買い持ちしていた米国債および金利オプション(SOFR先物・コールオプション)は、米国の債券利回りが上昇したことから価格が下落し、ファンドにマイナスに寄与しました。

今後の方針
- 米国FRBの金融引締め姿勢からの転換を含め、主要各国・地域での金融政策の見直しが進められつつある中で、株式、債券、通貨などの資産価格においてもトレンドの変化や不規則な変動が生ずる可能性が高まっています。引き続き、金利オプションを活用しながら債券の下落リスク抑制を図りつつ、個別戦略の開発・改善、特に機械学習を活用したモデルの向上に取り組み、パフォーマンスの改善を図ってまいります。
ご参考
グローバル複合戦略ポートフォリオ(G)のエクスポージャー詳細はこちら
各ファンドのパフォーマンス詳細はこちら
追記
- 本資料は、株式会社sustenキャピタル・マネジメント(以下「弊社」といいます。)が最終投資家向けの情報提供を目的として作成したものです。
- 本資料は、弊社が信頼できると判断した情報等に基づいて作成されていますが、弊社がその正確性・完全性を保証するものではありません。
- 本資料に記載された市況や見通し等は、本資料作成時点での弊社の見解であり、将来の動向や結果を示唆あるいは保証するものではありません。また、将来予告なしに変更する場合もあります。
- 本資料に記載された過去の運用実績は、将来の運用成果を示唆あるいは保証するものではありません。
- ポートフォリオの内容は市場の動向等を勘案して随時変更されます。
- 目標資産比率は作成基準月末時点でのポートフォリオにおけるターゲット・ウェイトを表示しています。各ファンドの組み入れ資産については以下をご参照ください。
組み入れ資産の詳細
- マネーフォワード全世界株式インデックスファンド:
- 米国株式:MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信の投資先となる米国株式、およびS&P500 E-MINI 先物(買建)
- 米国外の株式:MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信の投資先となる株式(米国除く)
- グローバル資産分散ポートフォリオ(R):
- 米国株式:S&P500 E-MINI 先物(買建)
- 先進国株式(米国除く): VANGUARD FTSE DEVELOPED MARKETS ETF
- 新興国株式: VANGUARD FTSE EMERGING MARKETS ETF
- ハイ・イールド債券: SPDR BLOOMBERG HIGH YIELD BOND ETF
- グローバル債券ポートフォリオ(B):
- 米国債券:VANGUARD TOTAL BOND MARKET ETF
- 先進国債券(米国除く): VANGUARD TOTAL INTERNATIONAL BOND ETF
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