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メディア紹介社内勉強会最終投資家限資料 資料作成日:2024年10月17日
2024年9月の運用状況
マネーフォワード全世界株式インデックスファンドの当月の基準価額は0.7%上昇しました。
当月の概況
- 米国株式 上昇しました。月初は、雇用者数の伸び悩みなどで景気の減速が懸念され株価は下落しました。しかし、その後の経済指標で景気の堅調さが示されたこと、米連邦準備制度理事会(FRB)が0.5%の大幅利下げを決定した一方で、経済活動が堅調なペースで拡大しているとの認識を維持したことなどから、米経済のソフトランディング(軟着陸)への期待が高まり上昇しました。
- 米国外の株式 欧州株式は、FRBの大幅利下げ、中国の金融・財政面での景気刺激策、欧州中央銀行(ECB)の利下げ継続期待などを背景に、上旬の下落基調からプラスに転じました。中国株式は、中国の大規模な経済支援策の表明を受けて月末にかけて大きく上昇しました。日本株式は、日銀の植田総裁が利上げを急がない姿勢を示したことなどから為替相場が円安方向に転じる中で上昇しました。
- 為替相場 月半ばにかけて、FRBによる大幅利下げ期待の高まりや日銀による利上げ継続観測の下、日米金利差が縮小し円高ドル安が進みましたが、FRB・日銀が金融政策の決定後にそれぞれ利下げ・利上げを急がない姿勢を示したことで、やや円安に転じました。月末には、自民党の総裁選で日銀の姿勢を容認すると見られた石破氏が勝利したことで再び円高が進行し、ファンドにマイナスに寄与しました。
グローバル資産分散ポートフォリオ(R)の当月の基準価額は2.8%上昇しました。
当月の概況
- マネーフォワード全世界株式インデックスファンド同様、世界の主要株式市場の動向に影響を受けました。
- 為替はマイナスに寄与しましたが、為替ヘッジ比率を純資産総額の約4割弱としていることから為替市場の影響はその分抑えられました。
※2024年9月より、当ファンドは価格の変動幅が従来対比で1.3倍程度増大するように変更しました。具体的には、①株式実質組入比率を従来の約1.3倍に引上げ、②為替ヘッジの比率を従来の約50%からやや引下げています。(詳しくはこちらの記事をご確認ください)
米国株式アグレッシブ・ポートフォリオ(GeoMax)の当月の基準価額は2.8%上昇しました。
当月の概況
- 米国株式 上昇しました。組入比率の高い半導体関連銘柄のリターンは市場平均をやや上回りました。個別銘柄では、好調な決算および来期予想を公表したマイクロン・テクノロジーや、販売台数見通しを引上げ、ロボットタクシーのイベント開催に注目が集まるテスラなどが上昇しました。なお当月は、今後の資金の流出入に機動的に対応するため、NASDAQ100指数先物の組入れを開始しました。
- 為替相場 マネーフォワード全世界株式インデックスファンド同様、ファンドにマイナスに寄与しました。
※比率はGEOMAXマザーファンドの純資産総額比です。表示桁未満の数値は四捨五入しています。
※業種はGICS(世界産業分類基準)で分類しています。GICSに関する知的所有権等はS&PおよびMSCI Inc.に帰属します。
グローバル債券ポートフォリオ(B)の当月の基準価額は0.6%上昇しました。
当月の概況
- 米国債券
- 米国外の債券 米債利回りの動きに影響を受けながら、ユーロ圏の購買担当者景気指数(PMI)が前回値を下回り、景気の減速傾向が見られたことなどから、更なる利下げへの期待が高まり利回りは低下しました。なおECBは、12日の会合で予想通り利下げを決定しましたが、織り込み済みであったことなどから影響は限定的となりました。
月前半は、労働市場の減速を示す指標などから、FRBによる利下げがより早く進むとの見方が台頭し、米債利回りは低下しました(債券価格は上昇)。FRBは利下げを決定したものの、パウエル議長が今後の利下げを急がない姿勢を示したことから、急速な利下げが行われるとの期待が後退し、利回りは若干上昇に転じました。
※当ファンドは為替フルヘッジを実施しており、外貨の変動による影響は低減されています。
グローバル複合戦略ポートフォリオ(G)の当月の基準価額は1.0%上昇しました。
当月の概況
- 主なプラス寄与 低リスク性の観点からディフェンシブ戦略などで買い持ちしていた米国債(2年物・10年物)の利回りが低下(債券価格は上昇)したことから、債券ポジション全体でファンドにプラスに寄与しました。また、機械学習戦略などで買い持ちしていた日本株が上昇し、株式ポジション全体でプラスに寄与しました。
- 主なマイナス寄与 機械学習戦略などで買い持ちしていたICEブレント石油が下落したことや、同戦略などで売り持ちしていたプラチナが上昇したことから、商品ポジション全体でマイナスに寄与しました。ICEブレント石油の下落は、欧米各国の景気後退懸念が浮上し、原油需要の減少が警戒されたことなどが要因です。プラチナの上昇は、大幅利下げへの期待が高まりドル安が進んだことや、中国の景気刺激策による需要増が期待されたことなどが要因です。
今後の方針
- 米国FRBの金融引締め姿勢からの転換を含め、主要各国・地域での金融政策の見直しが進められつつある中で、株式、債券、通貨などの資産価格においてもトレンドの変化や不規則な変動が生ずる可能性が高まっています。引き続き、債券の買い持ちを相応に維持しつつ、個別戦略の開発・改善、特に機械学習を活用したモデルの向上に取り組み、パフォーマンスの改善を図ってまいります。
ご参考
グローバル複合戦略ポートフォリオ(G)のエクスポージャー詳細はこちら
各ファンドのパフォーマンス詳細はこちら
目標資産比率は作成基準月末時点でのポートフォリオにおけるターゲット・ウェイトを表示しています。各ファンドの組み入れ資産については追記をご参照ください。
追記
- 本資料は、株式会社sustenキャピタル・マネジメント(以下「弊社」といいます。)が最終投資家向けの情報提供を目的として作成したものです。
- 本資料は、弊社が信頼できると判断した情報等に基づいて作成されていますが、弊社がその正確性・完全性を保証するものではありません。
- 本資料に記載された市況や見通し等は、本資料作成時点での弊社の見解であり、将来の動向や結果を示唆あるいは保証するものではありません。また、将来予告なしに変更する場合もあります。
- 本資料に記載された過去の運用実績は、将来の運用成果を示唆あるいは保証するものではありません。
- ポートフォリオの内容は市場の動向等を勘案して随時変更されます。
組み入れ資産の詳細
- マネーフォワード全世界株式インデックスファンド:
- 米国株式:MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信の投資先となる米国株式、およびS&P500 E-MINI 先物(買建)
- 米国外の株式:MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信の投資先となる株式(米国除く)
- グローバル資産分散ポートフォリオ(R):
- 米国株式:S&P500 E-MINI 先物(買建)
- 先進国株式(米国除く): VANGUARD FTSE DEVELOPED MARKETS ETF
- 新興国株式: VANGUARD FTSE EMERGING MARKETS ETF
- ハイ・イールド債券: SPDR BLOOMBERG HIGH YIELD BOND ETF
- グローバル債券ポートフォリオ(B):
- 米国債券:VANGUARD TOTAL BOND MARKET ETF
- 先進国債券(米国除く): VANGUARD TOTAL INTERNATIONAL BOND ETF
本資料の一部または全部を、弊社の書面による事前承諾なく(I)複写、写真複写、あるいはその他いかなる手段において複製すること、あるいは(II)受領者に所属する役職員あるいは受領者の委任を受けた代理人以外の第三者に再配布することを禁じます。
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