最終投資家限資料 資料作成日:2023年5月19日
2023年4月の運用状況
Maroonファンド(グローバル株式インデックス・ポートフォリオ(M))の基準価額は3.2%上昇しました。
当月の概況
- 米国株式は、同国経済が堅調さを保ちつつインフレ鈍化の兆候を見せる中で緩やかに上昇し、下旬にファースト・リパブリック銀行の破綻懸念に伴う信用不安で値を下げる場面もあったものの、プラス圏内で推移しました。
- 欧州株式は、ほぼ米国株式と同様の展開となりました。
- 新興国株式は、下旬に入って弱含んだ中国株式の影響を受けて、マイナスとなりました。
- 為替については、日銀の植田新総裁が金融緩和姿勢を従来通り当面維持する方針を示したことから若干の円安となり、基準価額の上昇に寄与しました。
Redファンド(グローバル資産分散ポートフォリオ(R))の基準価額は2.0%上昇しました。
当月の概況
- Maroonファンドと同様、株式および為替の両方ともプラス寄与となりましたが、Redファンドでは約50%を為替ヘッジしていることから、為替市場の影響は半分程度でした。
Blueファンド(グローバル債券ポートフォリオ(B))の当月の基準価額は0.4%下落しました。
当月の概況
- 米国債券は、インフレ鈍化傾向、雇用の堅調さ、米地銀の破綻懸念、等の諸要因を反映しつつ方向感に乏しい相場展開となり、結果的に若干上昇(利回りはほぼ横ばい)しました。
- 欧州債券は、米国とほぼ同様の動きを見せた中で、ECB(欧州中央銀行)のインフレ抑制重視の姿勢が維持されるとの見方から若干下落(利回りは上昇)しました。
- 投資先通貨(米ドル等)と円との短期金利差に起因するヘッジコストがマイナスに寄与しました。
※当ファンドは100%為替ヘッジしていることから、為替相場の変動による影響は低減されています。
Greenファンド(グローバル複合戦略ポートフォリオ(G))の基準価額は3.0%上昇しました。
当月の概況
戦略別では、ディフェンシブ戦略、キャリー戦略、フロー戦略が主なプラスの寄与となりました。また、全6戦略全てにおいてプラスと、総じて安定したパフォーマンスを発揮した月となりました。
- ディフェンシブ戦略では、低リスク性の観点から魅力度が低く、売り持ちしていた銅が最もプラスに寄与し、同戦略のパフォーマンスを牽引しました。銅の価格は、月中から月末にかけて下落基調で推移しました。
- キャリー戦略では、利回りの観点で魅力度が高く、買い持ちしていたプラチナが最もプラスに寄与し、同戦略のパフォーマンスを牽引しました。プラチナの価格は、月初から上昇基調で推移しました。
- フロー戦略では、インフレ率に対する見通しの観点から魅力度の高く、買い持ちしていたユーロやスイスフランがプラスに寄与しました。欧州の利上げ継続の見込みが台頭したことや、日銀の植田総裁が当面現状維持の方針を示したことで円安、ユーロ高が進行しました。
今後の方針
- 引き続き米国の金融政策について不確実性の高い環境が続くことが予想されますが、特定のカテゴリや資産からの寄与が過度に大きくならないよう留意しながら戦略の改善・開発を継続し、長期的な資産価値の向上に取り組んで参ります。
※当ファンドに関する詳細は「Green ファンドの特性と足元の市場環境につきまして 」 をご参照ください。
(2024年1月24日修正済)
(ご参考)
各ファンドのパフォーマンス詳細はこちら
SUSTENのリスク・プレミアム(収益源泉)比較分類はこちら
Greenファンドのエクスポージャー詳細はこちら
パフォーマンス寄与度は円換算ベースのリターンから算出しています。Redファンド、Blueファンドの「為替ヘッジ損益その他」は、為替の変動の他、諸経費等が含まれております。
配分比率は作成基準月末時点でのポートフォリオにおけるターゲット・ウェイトを表示しています。各資産の構成銘柄については追記をご参照ください。Greenファンドはポートフォリオにおける各投資戦略のリスク・アロケーションを表示しています。四捨五入した数値であるため、合計が100%にならないことがあります。
Redファンドの米国株式は2022年7月以降、先物での組入れとなったため、エクスポージャー表記(現金を含む短期金融資産の表示なし)に変更しました。詳細はhttps://b.susten.jp/SUSTEN_LETTER_20220801をご覧ください。
Greenファンドの個別戦略のパフォーマンスはモデルベースの計測である為、実際のGreenファンドのパフォーマンスと乖離が生じる場合があります。
ポートフォリオの内容は市場の動向等を勘案して随時変更されます。
上記は過去の運用実績およびデータであり、将来の運用成果等を保証するものではありません。
追記
- 本資料は、株式会社sustenキャピタル・マネジメント(以下「弊社」といいます。)が最終投資家向けの情報提供を目的として作成したものです。
- 本資料は、弊社が信頼できると判断した情報等に基づいて作成されていますが、弊社がその正確性・完全性を保証するものではありません。
- 本資料に記載された市況や見通し等は、本資料作成時点での弊社の見解であり、将来の動向や結果を示唆あるいは保証するものではありません。また、将来予告なしに変更する場合もあります。
- 本資料に記載された過去の運用実績、シミュレーションおよびバックテストは、将来の運用成果を示唆あるいは保証するものではありません。
当ファンド構成銘柄
グローバル株式インデックス・ポートフォリオ(M) MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信 グローバル資産分散ポートフォリオ(R) 米国株式: S&P500 E-MINI 先物(買建) 先進国株式: VANGUARD FTSE DEVELOPED MARKETS ETF 新興国株式: VANGUARD FTSE EMERGING MARKETS ETF ハイ・イールド債券: SPDR BLOOMBERG HIGH YIELD BOND ETF グローバル債券ポートフォリオ(B) 米国投資適格債券:VANGUARD TOTAL BOND MARKET ETF 先進国投資適格債券(米国除く): VANGUARD TOTAL INTERNATIONAL BOND ETF
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