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メディア紹介ウィークリーマーケットレポートSUSTEN 社内勉強会 Vol.57 2024年8月26日~8月30日の振り返り
SUSTENでは、金融業界未経験のメンバーを中心に、より金融知識を深めるべく毎週社内勉強会を開催しています!
先週(8/26~8/30)の米国市場の動きを振り返ってみましょう。
米国株式は上昇しました。8月29日に米国実質GDP(第二四半期)改定値が速報値から上方修正①されました。前期比で年率+3.0%と速報値である+2.8%を上回り、堅調な米経済を示したことが株式の下支え要因となりました。
8月30日に発表されたPCEデフレータ②はほぼ想定通りの結果となりインフレ鈍化継続を示しました。これを受けて、米連邦準備制度理事会(FRB)による段階的な利下げ期待が高まったことなどが、同じく株価の下支え要因となりました。
米10年国債の利回りは上昇しました。8月30日のPCEデフレータの結果などから、大幅利下げに対する観測が後退し、債券利回りは長期債を中心に上昇(債券価格は下落)しました。
為替は円安ドル高となりました。PCEデフレータの結果などを受けた米債券利回りの上昇に伴い、前週末終値の144円台から146円台まで円安が進行しました。
個人消費支出(PCE)デフレータ PCEデフレータは、対象の範囲がより広く、消費者の行動の変化に追随して計算する手法であることから、米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ動向を判断する際の指標としています。総合指数と、価格変動が激しい食品とエネルギーを除いたコア指数とがあります。公表時期は対象月の翌月末頃です。
8/30に公表された7月の同指数は、総合指数が前年比+2.5%(前回比で変わらず)、コア指数が前年比+2.6%(前回比変わらず)でした。但し、コア指数の方は市場予想の+2.7%を下回りました。インフレの着実な鎮静化という見方を変えるものではなく、かつ過度に景気の減速を懸念させるものでもなかったことから、9月の連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ幅について、0.5%よりも0.25%を予想する見方が強まり、債券の利回りはやや上昇しました。なお、利下げの実施がより確実視されたことから、期間の短い2年債の利回り上昇は小幅に留まりました。
追記
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・投資対象とする投資信託は、主に価格変動のある有価証券等(外貨建資産の場合は為替変動も含まれます。)に投資しますので、基準価額は変動します。基準価額の変動要因としては、主に株価変動リスク、先物取引利用に伴うリスク、金利変動リスク、流動性リスク、信用リスク、為替変動リスク、カントリーリスク、および商品市況の変動リスクが挙げられますが、これに限定されません。したがって、投資者(受益者)の皆さまの投資元本は保証されているものではなく、基準価額の下落により、損失を被り、投資元本を割り込むことがあります。
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