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    SUSTEN 社内勉強会 Vol.52

    SUSTEN 社内勉強会 Vol.52

    SUSTEN 社内勉強会 Vol.52 2024年7月22日~7月26日の振り返り

    SUSTENでは、金融業界未経験のメンバーを中心に、より金融知識を深めるべく毎週社内勉強会を開催しています!

    💡
    ご注意 SUSTENファンドの運用担当者は本勉強会に関与しておりません。金融業界未経験メンバーの金融知識を高める目的で開催されております。
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    はしもと:先週(7/22~7/26、海外市場は7/19~7/25)の動きを振り返ってみましょう。株式は下落、7/24にテスラやGoogleの決算への失望感から大手ハイテク株や半導体関連銘柄の売りが優勢となりました。為替については円高ドル安になりましたね。

    はまだ:先週注目の経済指標は、7/26に公表されたPCE価格指数でしたが、おおむね予想通りインフレ低下を示していましたよね。これにより、債券の利回りは低下しましたが、株価は結局プラスには戻らなかったですね。

    ひろた:株式市場はその前の週に続いてセンチメントがやや悪くなっている気がします。一方、円高については、今週開催される金融政策決定会合で日銀が利上げに動くのでは、という見方が強まったのが原因ですね。政府要人による円高を期待する発言があったことも材料視されていました。

    はしもと:今年に入ってからは徐々に円安ドル高が進んできた印象でしたが、突如として大きく円高になったのには驚きました。米国の金融緩和への転換も間近だと見られていることも影響していますよね。

    ひろた:そうですね、今後日米の金利差が縮まっていくとの認識が広がってきたのが大きいですね。でも7月中に一気に5%以上も円高になるとは予想していませんでした。

    はまだ:そういえば、とあるメディアで円のキャリートレードも為替の動きに影響しているという記事を見かけました。円のキャリー取引とは一体どういうものなのでしょうか?

    ひろた:いい質問ですね、今日は円のキャリートレードについて考えてみましょう。円のキャリートレードとは、低金利通貨である「円」で借入を行い、高金利通貨である「米ドル」等で運用する、金利差のリターンを獲得することを目的とした取引のことです。この取引は、為替相場にどういう影響を与えると思いますか。

    はしもと:円を借りて米ドルで運用するには、借りてきた円を米ドルに交換する必要がありますよね。その時に円を売って米ドルを買うことになるのでしょうか。

    ひろた:その通りですね。為替相場が全く動かなくても金利差の分だけ収益が得られますが、この円キャリートレードが増えるほど円売りドル買いが進むことになり、そうすると為替相場からも収益を得られることになります。

    はまだ:つまり、ドル円の金利差があると円キャリートレードが増え、その影響で円安ドル高になり、それがさらに円キャリートレードの収益を高める効果があるということですね。

    ひろた:そうなりますね。では逆に円高が進行するとどうなりますか?

    はまだ:うーん、円キャリートレードで収益が出るかどうか分からなくなりますね。金利差以上に円高が進行すると損失が出る可能性もあるのでしょうか?

    ひろた:たとえば、円と米ドルの金利差が年5%として、1ヶ月で採算がトントンになる為替の変動幅は5%÷ 12ヶ月 = 0.42% ということになりますよね。つまり、1ドル = 160円だとすると、そこから0.42%、つまり159円33銭まで円高が進行すると、1ヶ月分の金利差から得られる利益が為替差損で相殺されてゼロになってしまうことになりますね。

    はしもと:えっ、160円が159円33銭になると利益がゼロになるって…そのくらいの為替変動ってよくあることですし、利益を出すのが結構大変ですね…。

    ひろた:そうですね、実際にはこれほど単純な計算にはなりませんが、金利差がまだ残っている状態であっても、何らかの理由で円高が進めば円キャリートレードが解消されて、そのことが円安から円高に流れを変える要因になりうるのです。

    はまだ:なるほど…今がまさにその状態、というわけですね。

    ひろた:円キャリートレードが減ると先行きの円安要因が減ることになるので、シンプルに円を売ってドルを買う取引も減ってきますね。こうしたことが急激な円高に転じた原因と考えられます。

    はしもと:ありがとうございました!今日はここまでにしたいと思います。今後も、ファンドの動きとマーケットの情報をアップデートしていきましょう!

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    今週の社内勉強会レポートは以上です。また来週の更新をお楽しみに!
    SUSTEN LAB.

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