2025年9月22日〜9月26日 ウィークリーマーケットレポート
SUSTENでは毎週、前週のマーケットの動きをレポートにしています!
先週(2025年9月22日〜9月26日)の米国市場の動きを振り返ってみましょう。
米国株式は小幅に下落しました。米国の第2四半期実質GDPや新規失業保険申請件数が市場予想を上回るなど、米景気の底堅さが示されました。これにより、米連邦準備制度理事会(FRB)による今後のさらなる利下げへの期待が後退し、株価は下落基調となりました。9/26 金には、PCEデフレーターが予想通りの伸びに留まり、利下げ観測が維持されたことで、株価は上昇に転じましたが、週を通してはわずかにマイナスで引けました。
米国において、予想より強い経済指標の発表が相次ぎ、米景気の底堅さが確認されました。これにより、FRBの追加利下げを巡る不透明感が意識され、週を通して米国債の利回りは上昇(債券価格は下落)しました。
米景気の底堅さが見られる中、米国債の利回りが上昇したことにつれ、円安ドル高が進行しました。
- この週は上記の通り、米経済の減速→利下げ継続のシナリオがやや見直される展開となり、株式・債券ともに値下がりしました。今後の金利に関する見通しの変化が市場全体を動かす構図となっています。
- このような中で金が値上がりを続けており、円・米ドルベースの両方で最高値を更新、年初来の上昇幅は米ドルベースで+47%に達しています(9月末時点)。過去5年間で最安値であった2022年9月から本年9月末までの上昇幅は+138%と、同期間の米国株式の上昇幅(+91%)を大きく上回っています。
- この過去約3年間の金の値動きの特徴としては、①米国の金利上昇期にはほぼ横ばいで推移、金利下落期には総じて上昇、②本年3-4月の株価急落時に安全資産として上昇した後、株価が反騰した局面においても値動きは横ばい、③年初来には米ドルの価値の下落(他通貨対比で計算した実効為替レートの低下)と金価格の上昇が同時進行、などが挙げられます。③の現象を踏まえ、米ドルに対する信認の低下が金価格の上昇に繋がったとの見方も出ています。
- 直近で世界中の金の時価総額は約26兆米ドルに達し、世界の上場株式と公社債の時価総額の合計の推定値(およそ210兆米ドル)対比で10%強に相当します。収益を生まない金の価値を理論的に推定することは難しいですが、ここ数年の値上がりが一時的現象に終わらないならば、投資家のポートフォリオにおける金の位置付けがより重要になってくるかも知れません。
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