2025年9月15日〜9月19日 ウィークリーマーケットレポート
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先週(2025年9月15日〜9月19日)の米国市場の動きを振り返ってみましょう。
米国株式は上昇しました。週前半は、9/18(日本時間)に米国公開市場委員会(FOMC)を控える警戒感の中、株価はほぼ横ばいで推移しました。その後、FOMCでは市場の予想通り0.25%の利下げが発表され、今後の利下げ継続への期待が高まったことや、半導体大手エヌビディアによるインテルへの50億ドルの出資発表が好感されたことなどから、株価は週末にかけて上昇しました。
週半ばまでは、米国債の利回りは低下基調となりました。FOMCで利下げが発表された一方、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が会見で引続き今後の政策金利決定について慎重な姿勢を維持したことなどから、利回りは上昇に転じ、週を通しても上昇の結果となりました。
日銀が金融政策決定会合で利上げに慎重な姿勢を堅持する中で、概ね米国債の利回りの動きに連動し、円安ドル高が進行しました。
- この週は、注目の9月FOMCで大方の予想通り0.25%の利下げが決定されました。5月以降、非農業部門雇用者の増加数がとても低い水準で推移したことから、パウエルFRB議長が従来よりも緩和的な姿勢を見せるのでは、との市場の期待もありましたが、同議長は従来同様、今後もデータ次第で会合の都度判断を下していくとの慎重な姿勢を維持しました。
- 興味深いことに、今回公表された経済見通し(ドットチャート)の中央値は、来年にかけて、GDP成長率が高めに、インフレは若干高めに、失業率は若干低めに、それぞれ修正されました。これらは利下げの判断とは一見矛盾しますが、パウエル議長は雇用者数のデータが労働市場の下振れリスクを示す中で、インフレリスクとのバランスを勘案しつつリスク管理的な利下げを行ったと説明しました。
- 今回さらに注目を集めたのは19人の参加者間の意見のバラつきで、年内の残る2会合における政策金利の予想には、1回分の利上げから5回分の利下げまで含まれています。トランプ大統領の指名でFRB理事に就任したミラン氏が大幅な緩和を主張していると見られますが、今後の金融政策の決定にはやや波乱もあるかもしれません。
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