2025年9月1日〜9月5日 ウィークリーマーケットレポート
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先週(2025年9月1日〜9月5日)の米国市場の動きを振り返ってみましょう。
※9月1日はレイバー・デー(Labor Day)のため米国株式市場は休場です。
米国株式は小幅に上昇しました。JOLTS求人件数①などの指標で労働市場の弱さが示され米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ期待が高まったことや、米連邦地裁がGoogleのネット検索事業売却を求めない判断を下した②ことなどが追い風となり、週を通じて米国株式はプラスとなりました。なお9/5金の雇用統計③の公表後は、予想を大きく下回る非農業部門雇用者の増加と失業率の上昇を受けて景気減速への警戒感が高まる結果となりました。
複数の経済指標①③で労働市場の弱さが示されたことなどから利下げ期待が高まり、週を通じて米国債の利回りは低下しました。
ドル円は、米国債の利回りが低下し日米金利差が縮小したものの、9/2 火に日銀副総裁が利上げについて積極的な姿勢を示さず、日銀の利上げ期待が後退したことなどから、小幅に円安ドル高が進行しました。

- この週は、労働市場に関する指標がいずれも軟調な状態を示したことから、市場が織り込む利下げ回数は本年12月末までの間に約2回から約3回へと増加し、9月の利下げはほぼ確実視される状況となりました。
- 特に最も注目を集めた 9/5 公表の8月雇用統計では、非農業部門雇用者の増加数が前月に引続いて大幅に前月を下回り、一方で失業率は前月比で上昇し、株式市場は金利下落よりも景気減速懸念の高まりに反応し下落しました。9/2~4の3日間は株式と債券とが同じ方向に動く、換言すれば金利の動きが株価を動かす「金融相場」型でしたが、9/5は株式と債券の値動きが逆向きで、実体経済や企業収益に株価が反応する「業績相場」型だったということになります。
- 2022年3月以降急激に引上げられた米国の政策金利は、昨年9月以降徐々に引下げられつつありますが、この間、特に金利の上昇局面では株価が金利動向に反応するケースがよく見られました。但し、今後政策金利が中立的な水準に向かって引下げられるならば、株価が金利動向よりも経済や企業の見通しに反応して動くようになり、株式と債券とが相互にリターンを補完する、言わば伝統的な逆相関の関係が復活するかもしれません。
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