2025年2月17日〜2月21日 ウィークリーマーケットレポート
SUSTENでは、前週のマーケットの動きを毎週レポートにしています!
先週(2025年2月17日〜2月21日)の米国市場の動きを振り返ってみましょう。 ※2/17はPresidents’ Day(「大統領の日」の祝日)のため、米国市場は休場でした。
米国株式は下落しました。週半ばにかけては、2025年1月開催の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、バランスシート縮小(償還される債券を再投資せず、保有残高を減らすこと)ペースの減速などに言及①したことなどから米国債の利回りが低下し、S&P500は一時最高値まで上昇しました。しかし、その後米小売大手のウォルマートの決算発表②における通期利益見通しや、米非製造業PMI(購買担当者景気指数)③、ミシガン大学消費者信頼感指数などが市場予想を下回り、景気減速が懸念されたことなどから株価は下落に転じ、週を通してもマイナスで着地しました。
米10年債利回りは低下しました(債券価格は上昇)。 週半ばにかけては、サンフランシスコ連銀総裁が次回の利下げについて慎重な姿勢を示し、利下げ期待が後退したことなどから米国債の利回りは上昇しました。週後半は、FOMC議事録でFRBによりバランスシート縮小ペースの減速に関し言及①があったことや、米非製造業PMI③などが市場予想を下回ったことなどから利回りは低下し、前半の上昇分を打ち消しました。
ドル/円レートは、円高・ドル安が進行しました。週前半は、米国債の利回り上昇とともに、ウクライナ・ロシア戦争の終結に向け、米国とロシアが協議を行うことへの懸念によるリスク回避などからドルが買われ、円安ドル高基調となりました。しかし週半ば以降はFOMC議事録①や米非製造業PMI③の発表などによる米国債の利回り低下につれて円高ドル安が進行し、週を通しても円高の結果となりました。
- この週は、2/19に S&P500指数が最高値を更新した後、2/20~21に株価が下落に転じ、週次でマイナスとなりました。特に2/20には指標の公表は無かったものの、米小売大手のウォルマートの今年度の売上予想が昨年度を若干ながら下回ったのが原因でした。
- ウォルマートは、全米に超大型の販売店舗を展開、売上世界一を継続している小売業界の巨大企業であり、その業績見通しが米国の今後の個人消費動向を示していると言っても過言ではなく、市場の注目度も大きいものがあります。その前の週、2/14の米1月小売売上高が前月比マイナスであったこともあり、これまで堅調さが目立っていた個人消費の動向に懸念が生ずる展開となりました。
- 一方で、ウォルマートは価格帯が低めの日常品を中心に取り扱っており、価格帯の高い商品は取り扱っていません。近年、米国の個人消費がより値段の高い財・サービスで牽引されているとの分析もあり、同社の売上が米国の個人消費の全ての縮図とは言い切れない点には留意が必要です。
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