2025年2月10日〜2月14日 ウィークリーマーケットレポート
SUSTENでは、前週のマーケットの動きを毎週レポートにしています!
先週(2025年2月10日〜2月14日)の米国市場の動きを振り返ってみましょう。
米国株式は上昇しました。週半ばにかけては、米消費者物価指数(CPI)①がコア値を含め予想を上回ったことなどから利下げ期待が後退し、株価は下落しました。その後は一転し、米トランプ大統領と露プーチン大統領がウクライナ・ロシア間の停戦交渉の開始を合意したことが報じられたことによる地政学的懸念の後退や、トランプ大統領が発表した相互関税がただちには発動されないとの報道②があったことなどから株価は上昇し、週を通してもプラスで着地しました。
米10年債利回りは低下しました(債券価格は上昇)。週半ばにかけては、予想を上回る米CPI①で利下げ期待が後退したことなどから米国債の利回りは上昇しました。しかしその後、米小売売上高が予想以上に落ち込んだこと③などから利回りは低下に転じ、週を通しても利回りは低下しました。
ドル/円レートは、円安・ドル高が進行しました。米国債の利回りの動きに連動し、週半ばにかけては予想を上回る米CPI①で一時1ドル154円台まで円安ドル高が進行しました。その後米小売売上高が予想以上に落ち込んだこと③などによる利回りの低下につれてドルは下落し、週末には1ドル152円台で着地しました。
- この週は、市場からのさまざまなシグナル(インフレ率、個人消費)とトランプ政権の動きがあいまって、マクロ的には方向感の見定めにくい状況が続きました。
- その中で、トレンドの変わり目が見られるのがドル円相場です。2/12公表の1月米国CPIが予想対比高めとなりいったん円安ドル高が進行しましたが、その後はトランプ政権が相互関税を直ちに発動しないとの報道に反応し、円高ドル安へと転じました。7月までの日銀追加利上げの予想確率が9割に近づく中、米国の商品先物取引で、円の買い越しが2021年3月以来の高水準に達しており、今後円高進行を見込む市場参加者が多くなっています。
- 低金利の円で資金を借りて米ドルを含む高金利通貨を買う「円キャリー取引」から、金利の高くない欧州通貨を借りて円で運用する動きへとシフトする動きも出ていると報じられており、円の長短金利が徐々に上昇する中で、年末年始を挟んだ円安の状況から再び円高へと方向感が変化しているようです。
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