2024年12月16日〜12月20日 ウィークリーマーケットレポート
SUSTENでは、前週のマーケットの動きを毎週レポートにしています!
先週(12/16~12/20)の米国市場の動きを振り返ってみましょう。
米国株式は下落しました。12/18(日本時間12/19)の連邦公開市場委員会(FOMC)では市場の予想通り0.25%の利下げが行われたものの、米連邦準備制度理事会(FRB)が公開した2025年の見通しにおいて利下げ回数が4回から2回に半減した①ことから株価は急落しました。12/20には、予想を下回るPCEデフレータ③から再び利下げ期待が高まり株価は反発しましたが、週を通してはマイナスの着地となりました。
米10年債利回りは上昇しました(債券価格は下落)。FRBによる2025年の利下げペースがこれまでの予想よりも減速する見通し①となったことから、米国債の利回りは急上昇しました。その後も、予想より強い新規失業保険申請件数や実質GDP(確報値)などから長期債を中心に利回りの上昇圧力は続いたものの、PCEデフレータ③でインフレ鈍化傾向が示され、利下げ観測が高まったことで利回りの上昇は一服しました。
ドル/円レートは、円安・ドル高が進行しました。FRBによる2025年の利下げペースがこれまでの予想よりも減速したこと①や、日銀の植田総裁が利上げに慎重な姿勢を見せた②ことなどから日米の金利差が今後も広がった状態が続くとの見方が広まり、1ドル152円台から1ドル156円台に円安ドル高が進行しました。
- この週は、注目の日米金融当局の政策決定があり、足元の政策金利はほぼ市場見通し通りとなりました(日本:据置き、米国:0.25%引下げ)。一方で、今後の見通しについて、日銀の植田総裁は今後の利上げについて慎重に対処する姿勢を見せ、米FRBのパウエル議長は景況感がより堅調に推移する中で利下げペースをスローダウンする新たな局面に入ったとの認識を示しました。
- 今回のFOMCを経て米国の10年債利回りはほぼ政策金利と同水準となり、2022年11月以来約2年振りに長短金利の逆転状態がほぼ解消されました。米国で長期金利が短期金利を上回る順イールドの状態が定着するならば、その長短金利差のリターンを得られるようになるため、為替ヘッジ付の米国債券や米国債券先物へ投資する際の採算が良化することが期待されます。
追記
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