最終投資家限資料 資料作成日:2025年11月21日
2025年10月の運用状況
当月の概況
- 米国株式 上昇しました。10月1日に始まった米政府閉鎖の影響や米中貿易摩擦の拡大懸念などの要因によりいったん下落した後、堅調な企業業績や米連邦準備制度理事会(FRB)が前月に続き利下げを実施したことなどから、月央以降は上昇に転じました。
- 米国外の株式 欧州株式は、ほぼ米国株式に連動して上昇しました。日本株式は、高市新首相の就任を受け積極財政への期待から大きく上昇しました。新興国株式は、米国の利下げや米中貿易交渉の進展期待などから上昇しました。
- 為替相場 対米ドル、対ユーロともに、日本円は大きく下落しました。高市新首相の下で積極財政に対する期待が先行し、また日銀による利上げ観測の後退から、円安が進行し、ファンドにプラスに寄与しました。
当月の概況
- 株式その他 米国株式、米国以外の先進国株式、新興国株式はプラスに寄与したものの、ハイ・イールド債はややマイナスとなりました。(なお、当ファンドでは株式市場への連動性を一般的なインデックス対比で約3割高くしています。この値は資料作成時点の見通しに基づくもので、今後予告なしに変更する場合があります。)
- 為替相場 為替はプラスに寄与しましたが、ファンドの純資産総額の約4割弱(実質株式保有比率の約半分)に対して為替ヘッジを行っているため、為替ヘッジなしのポートフォリオと比較してそのプラス影響は限定的でした。
当月の概況
- 米国株式 米国株式市場は上昇しました。当ファンドの組入れ銘柄においては、全21銘柄中20銘柄がプラスに寄与し、月間べースで見た基準価額は過去最高を更新しました。個別銘柄では、AMD、テラダイン、マイクロンテクノロジーといったAI・半導体関連銘柄が特に貢献しました。一方、ビットコイン保有会社のストラテジーは、ビットコイン相場の調整とともに下落し、マイナスに寄与しました。
- 為替相場 円安ドル高が進行し、ファンドにプラスに寄与しました(マネーフォワード全世界株式インデックスの項をご参照ください)。
※ 比率はGEOMAXマザーファンドの純資産総額比です。表示桁未満の数値は四捨五入しています。
※業種はGICS(世界産業分類基準)で分類しています。GICSに関する知的所有権等はS&PおよびMSCI Inc.に帰属します。
当月の概況
- 米国債券 債券利回りは低下しました(債券価格は上昇)。10月1日から始まった米政府機関閉鎖の影響に伴う不確実性および景気減速に対する懸念から長期債が買われました。10月の連邦公開市場委員会(FOMC)後のFRB議長の会見では12月の利下げに対しては慎重姿勢が示されたため、利下げ期待がやや後退しました。
- 米国外の債券 ユーロ圏の債券利回りは、低下しました(債券価格は上昇)。ECBは政策金利を据え置きましたが、米政府機関閉鎖にともなう各種主要統計指標の数値を確認できず、世界的な景気減速に対する不確実性が高まっているため、債券が買われました。
※当ファンドは為替フルヘッジを実施しており、外貨の変動による影響は低減されています。
当月の概況
- 主なプラス寄与 市場のトレンドに沿った投資を行うモメンタム戦略等で買い持ちをしていた金と株式の価格上昇、売り持ちをしていた円の価格下落がプラスに寄与しました。
- 主なマイナス寄与 10月のFOMCの後に12月の利下げ期待が後退したことから、ディフェンシブ戦略で買い持ちしていた金利先物オプション(金利低下の期待が高まるとプラスに寄与する)はマイナスに寄与しました。また機械学習戦略内で活用していた銀および天然ガスのポジションがマイナスに寄与しました。
今後の方針
- 米政府機関閉鎖の影響で各種主要統計指標の公表が遅れたことなどを背景に、市場の不確実性は高まっています。引き続き、金利オプションを活用しながら債券の下落リスク抑制をしながら景気減速への備えを図りつつ、個別戦略の開発・改善、特に機械学習を活用したモデルの向上に取り組み、パフォーマンスの改善を図ってまいります。当月は、特に足元で好調なモメンタム戦略に対する目標投資比率を引き上げました。
ご参考
グローバル複合戦略ポートフォリオ(G)のエクスポージャー詳細はこちら
各ファンドのパフォーマンス詳細はこちら
運用状況の確認(SUSTENログイン)
追記
- 本資料は、株式会社sustenキャピタル・マネジメント(以下「弊社」といいます。)が最終投資家向けの情報提供を目的として作成したものです。
- 本資料は、弊社が信頼できると判断した情報等に基づいて作成されていますが、弊社がその正確性・完全性を保証するものではありません。
- 本資料に記載された市況や見通し等は、本資料作成時点での弊社の見解であり、将来の動向や結果を示唆あるいは保証するものではありません。また、将来予告なしに変更する場合もあります。
- 本資料に記載された過去の運用実績は、将来の運用成果を示唆あるいは保証するものではありません。
- ポートフォリオの内容は市場の動向等を勘案して随時変更されます。
- 目標資産比率は作成基準月末時点でのポートフォリオにおけるターゲット・ウェイトを表示しています。各ファンドの組み入れ資産については以下をご参照ください。
組み入れ資産の詳細
- マネーフォワード全世界株式インデックスファンド:
- 米国株式:MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信の投資先となる米国株式、およびS&P500 E-MINI 先物(買建)
- 米国外の株式:MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信の投資先となる株式(米国除く)
- グローバル資産分散ポートフォリオ(R):
- 米国株式:S&P500 E-MINI 先物(買建)
- 先進国株式(米国除く): VANGUARD FTSE DEVELOPED MARKETS ETF
- 新興国株式: VANGUARD FTSE EMERGING MARKETS ETF
- ハイ・イールド債券: SPDR BLOOMBERG HIGH YIELD BOND ETF
- グローバル債券ポートフォリオ(B):
- 米国債券:VANGUARD TOTAL BOND MARKET ETF
- 先進国債券(米国除く): VANGUARD TOTAL INTERNATIONAL BOND ETF
本資料の一部または全部を、弊社の書面による事前承諾なく(I)複写、写真複写、あるいはその他いかなる手段において複製すること、あるいは(II)受領者に所属する役職員あるいは受領者の委任を受けた代理人以外の第三者に再配布することを禁じます。
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