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メディア紹介ウィークリーマーケットレポート最終投資家限資料 資料作成日:2024年9月24日
2024年8月の運用状況
マネーフォワード全世界株式インデックスファンドの当月の基準価額は2.5%下落しました。
当月の概況
- 米国株式 上昇しました。米国の雇用統計で雇用者数の伸びが鈍化し失業率が上昇したことなどから景気後退懸念が台頭し、株価は月初に5%超急落したものの、後に示された経済指標により労働市場や景気に対する悲観的な見方が修正されたことで値を戻しました。その後、8月下旬に開かれたジャクソンホール会議でパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が2024年9月に利下げを行う可能性が高いことを表明したことなどが、さらなる上昇を後押ししました。
- 米国外の株式 欧州株式は、ほぼ米国株式同様に推移し、上昇しました。日本株式は、米国の雇用統計後の株安・円高の影響を受けて一時大幅安となり、その後徐々に値を戻したものの月を通しては下落しました。中国株式は、前月に引き続き国内の景気先行き懸念から下落しました。
- 為替相場 日銀が7月末の金融政策決定会合後も利上げの姿勢を示す一方、FRBの9月以降の利下げ転換方針が明確になったことから日米の債券利回り差が縮小し、1ドル152円台から144円台まで大きく円高ドル安が進行し、ファンドにマイナスに寄与しました。
グローバル資産分散ポートフォリオ(R)の当月の基準価額は0.1%上昇しました。
当月の概況
- マネーフォワード全世界株式インデックスファンド同様、世界の主要株式市場の動向に影響を受けました。
- 為替はマイナスに寄与しましたが、為替ヘッジ比率を約50%程度としていることから為替市場の影響は半分程度でした。
グローバル債券ポートフォリオ(B)の当月の基準価額は0.9%上昇しました。
当月の概況
- 米国債券 米国の雇用統計など予想以上に軟調な経済指標を受けて米経済の先行き不安が広がり、9月以降の利下げ幅拡大への期待が広まったことなどから、米債利回りは大きく低下(債券価格は上昇)しました。その後底堅い経済指標が示されたことでいったん利回りはやや戻したもののの、インフレ率が引き続き低下傾向を示す中、ジャクソンホール会議でのパウエル議長の利下げ転換に係る表明を受けて、利回りは再び低下しました。
- 米国外の債券 欧州債の利回りはおおむね米国債と同様に低下しましたが、低下幅は米国債よりも抑えられました。
※当ファンドは為替フルヘッジを実施しており、外貨の変動による影響は低減されています。
グローバル複合戦略ポートフォリオ(G)の当月の基準価額は2.7%上昇しました。
当月の概況
- 主なプラス寄与 低リスク性の観点からディフェンシブ戦略などで買い持ちしていた米国債(10年物・2年物)の利回りが低下(債券価格は上昇)したことから、債券ポジション全体でファンドにプラスに寄与しました。また、機械学習戦略(※)などで売り持ちしていた天然ガスが下落したため、商品ポジション全体でプラスに寄与しました。天然ガスの下落は、気温低下の予報に基づく需要減などが要因です。
- 主なマイナス寄与 割安度の観点からバリュー戦略などで売り持ちしていたスイスフランや、スキュー戦略などで売り持ちしていた日本円が上昇したことから、通貨ポジション全体でマイナスに寄与しました。スイスフランの上昇は、中東情勢の緊迫化により安全資産とされるフランへの資金流入が起こったことなどが要因です。
(※)2024年8月に、かねてより開発を行っていた新たな機械学習戦略の実装が完了しました。今後は機械学習戦略という新しいカテゴリ名を用いてご説明を行うことがあります。
今後の方針
- 米国FRBの金融引締め姿勢からの転換を含め、主要各国・地域での金融政策の見直しが進められつつある中で、株式、債券、通貨などの資産価格においてもトレンドの変化や不規則な変動が生ずる可能性が高まっています。引き続き、債券の買い持ちを相応に維持しつつ、個別戦略の開発・改善、特に機械学習を活用したモデルの向上に取り組み、パフォーマンスの改善を図ってまいります。
ご参考
グローバル複合戦略ポートフォリオ(G)のエクスポージャー詳細はこちら
各ファンドのパフォーマンス詳細はこちら
配分比率は作成基準月末時点でのポートフォリオにおけるターゲット・ウェイトを表示しています。各ファンドの組み入れ資産については追記をご参照ください。
追記
- 本資料は、株式会社sustenキャピタル・マネジメント(以下「弊社」といいます。)が最終投資家向けの情報提供を目的として作成したものです。
- 本資料は、弊社が信頼できると判断した情報等に基づいて作成されていますが、弊社がその正確性・完全性を保証するものではありません。
- 本資料に記載された市況や見通し等は、本資料作成時点での弊社の見解であり、将来の動向や結果を示唆あるいは保証するものではありません。また、将来予告なしに変更する場合もあります。
- 本資料に記載された過去の運用実績は、将来の運用成果を示唆あるいは保証するものではありません。
- ポートフォリオの内容は市場の動向等を勘案して随時変更されます。
組み入れ資産の詳細
全世界株式:MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信 米国株式: S&P500 E-MINI 先物(買建) 先進国株式(米国除く): VANGUARD FTSE DEVELOPED MARKETS ETF 新興国株式: VANGUARD FTSE EMERGING MARKETS ETF ハイ・イールド債券: SPDR BLOOMBERG HIGH YIELD BOND ETF 米国債券:VANGUARD TOTAL BOND MARKET ETF 先進国債券(米国除く): VANGUARD TOTAL INTERNATIONAL BOND ETF
本資料の一部または全部を、弊社の書面による事前承諾なく(I)複写、写真複写、あるいはその他いかなる手段において複製すること、あるいは(II)受領者に所属する役職員あるいは受領者の委任を受けた代理人以外の第三者に再配布することを禁じます。
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