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メディア紹介ウィークリーマーケットレポート最終投資家限資料 資料作成日:2024年7月18日
2024年6月の運用状況
マネーフォワード全世界株式インデックスファンドの当月の基準価額は5.7%上昇しました。
当月の概況
- 米国株式 上昇しました。月前半は、予想を下回るADP雇用者数(民間版の雇用統計)や米消費者物価指数(CPI)などにより利下げ期待が高まり株価は大きく上昇しました。月後半は、米連邦準備制度理事会(FRB)高官らにより利下げを急がない姿勢が示されたことに加え、前半好調だった大型ハイテク株の株価調整もあり株価はほぼ横ばいとなりました。
- 米国外の株式 欧州株式は、米国の雇用統計やフランス議会選挙で歳出拡大路線をとる右派政党の躍進が懸念されたことなどにより、下落しました。中国株式も、予想を下回る中国内の製造業・不動産関連指標などに反応し、下落しました。 日本株式は、米景気やフランス議会選挙の動向を注視する動きが広がり月半ばにかけて下落しましたが、月後半は一転し、円安や国内長期金利上昇を受けて自動車株や金融株が買われ上昇しました。
- 為替相場 月前半は、軟調な経済指標などを受けて米債券利回りが低下したことから一時円高ドル安に動く場面が見られました。しかしその後はFRB高官らが早期の利下げに消極的な姿勢を示したことなどから1ドル160円台まで円安ドル高が進行し、ファンドにプラスに寄与しました。
グローバル資産分散ポートフォリオ(R)の当月の基準価額は4.1%上昇しました。
当月の概況
- マネーフォワード全世界株式インデックスファンド同様、世界の主要株式市場の動向に影響を受けました。
- 為替はプラスに寄与しましたが、為替ヘッジ比率を約50%としていることから為替市場の影響は半分程度でした。
グローバル債券ポートフォリオ(B)の当月の基準価額は0.7%上昇しました。
当月の概況
- 米国債券
- 米国外の債券 欧州中央銀行(ECB)による0.25%の利下げはほぼ織り込み済だったものの、米CPIが予想を下回ったことやフランスの政治情勢不透明化を受けてドイツ国債への資金流入が増えたことなどを受け、欧州債の利回りは米国債よりも大きく低下し、月を通して債券価格は上昇しました。
月前半は、連邦公開市場委員会(FOMC)参加者の利下げ回数見通しが年内1回に減少し、記者会見でも今後の利下げに慎重姿勢が示されたものの、予想を下回るCPIなどでインフレ率の鈍化が示され、米国債の利回りが大きく低下しました(債券価格は上昇)。月後半は、軟調な経済指標などが引続き利回り低下圧力となったものの、拡張的な財政政策を志向するトランプ前大統領の優勢が伝えられたことなどから、ほぼ横ばいで推移しました。
※当ファンドは為替フルヘッジを実施しており、外貨の変動による影響は低減されています。
グローバル複合戦略ポートフォリオ(G)の当月の基準価額は4.7%上昇しました。
当月の概況
- 主なプラス寄与 低リスク性の観点からディフェンシブ戦略などで買い持ちしていた米国債(10年物)などが上昇したことから、債券ポジション全体でファンドにプラスに寄与しました。価格動向の観点からモメンタム戦略などで買い持ちしていた米国株式などが上昇したことから、株式ポジション全体でプラスに寄与しました。その他、リターンの非対称性の観点からスキュー戦略などで売り持ちしていた日本円などが下落したことから、通貨ポジション全体でプラスに寄与しました。
- 主なマイナス寄与 キャリー(保有期間利回り)の観点からキャリー戦略などで買い持ちしていた銅などが下落したことがリターンを押し下げました。銅の下落は、中国で需要鈍化の兆しが見られたことやドル高による割高感が要因です。一方、売り持ちしていた銀などがプラスに寄与したことから商品ポジション全体ではわずかなマイナス寄与にとどまりました。
今後の方針
- 引き続き各国の金融政策について不確実性の高い環境が続くことが予想されますが、今後とも個別戦略の改善・開発を通じて、特定のカテゴリや資産からの寄与が過度に大きくならないように留意しつつ長期的な資産価値の向上に継続して取り組んで参ります。
ご参考
グローバル複合戦略ポートフォリオ(G)のエクスポージャー詳細はこちら
各ファンドのパフォーマンス詳細はこちら
配分比率は作成基準月末時点でのポートフォリオにおけるターゲット・ウェイトを表示しています。各ファンドの組み入れ資産については追記をご参照ください。
追記
- 本資料は、株式会社sustenキャピタル・マネジメント(以下「弊社」といいます。)が最終投資家向けの情報提供を目的として作成したものです。
- 本資料は、弊社が信頼できると判断した情報等に基づいて作成されていますが、弊社がその正確性・完全性を保証するものではありません。
- 本資料に記載された市況や見通し等は、本資料作成時点での弊社の見解であり、将来の動向や結果を示唆あるいは保証するものではありません。また、将来予告なしに変更する場合もあります。
- 本資料に記載された過去の運用実績は、将来の運用成果を示唆あるいは保証するものではありません。
- ポートフォリオの内容は市場の動向等を勘案して随時変更されます。
組み入れ資産の詳細
全世界株式:MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信 米国株式: S&P500 E-MINI 先物(買建) 先進国株式(米国除く): VANGUARD FTSE DEVELOPED MARKETS ETF 新興国株式: VANGUARD FTSE EMERGING MARKETS ETF ハイ・イールド債券: SPDR BLOOMBERG HIGH YIELD BOND ETF 米国債券:VANGUARD TOTAL BOND MARKET ETF 先進国債券(米国除く): VANGUARD TOTAL INTERNATIONAL BOND ETF
本資料の一部または全部を、弊社の書面による事前承諾なく(I)複写、写真複写、あるいはその他いかなる手段において複製すること、あるいは(II)受領者に所属する役職員あるいは受領者の委任を受けた代理人以外の第三者に再配布することを禁じます。
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