最終投資家限資料
資料作成日:2023年12月18日
2023年11月の運用状況
Maroonファンド(グローバル株式インデックス・ポートフォリオ(M))の当月の基準価額は7.3%上昇しました。
当月の概況
- 米国株式は上昇しました。1日のFOMC(連邦公開市場委員会)で政策金利が予想通り据え置かれたことで市場には安心感が広まり、10月分の米CPI(消費者物価指数)が米国内でのインフレ率の一段の鈍化を示したことから、FRB(米連邦準備制度理事会)による利上げサイクルの終焉と、より早期の利下げ開始への期待が高まり、長期金利自体の低下と相まって月を通して上昇基調となりました。
- 米国外の株式は、欧州株・日本株などが上昇しました。いずれもおおむね米国株と連動した動きとなりました。
- 為替相場は、円高ドル安の進行がマイナスに寄与しました。月前半は日銀のYCC(イールド・カーブ・コントロール)の柔軟化の期待が外れたことで一時ドル高が進行しましたが、14日の米CPI発表以降は、米国内でのインフレが収束に向かい利下げ開始時期も早まるとの見方が強まり、円高ドル安が進行しました。
- ファンドとしては株式の影響度が最も強く、全体としてプラスのパフォーマンスとなりました。
Redファンド(グローバル資産分散ポートフォリオ(R))の当月の基準価額は7.6%上昇しました。
当月の概況
- Maroonファンド同様、世界の主要株式市場の動向に影響を受けました。
- Maroonファンドと同様に、株式についてはプラス寄与となりました。為替はマイナス寄与となりましたが、当ファンドでは為替ヘッジ比率を約50%としていることから為替市場の影響は半分程度でした。
Blueファンド(グローバル債券ポートフォリオ(B))の当月の基準価額は3.6%上昇しました。
当月の概況
- 米国債券は、米CPI伸び率の鈍化や景気減速を示す指標等の公表を受けてFRBによる利下げ開始時期の早期化観測が台頭し、米国債利回りが急落(債券価格は急上昇)しました。
- 米国外の債券は、ドイツをはじめとした欧州諸国を中心にインフレの鈍化傾向が見られ、ほぼ米国と同様に国債利回りが低下しました。
※当ファンドは為替ヘッジを実施しており、為替相場の変動による影響は低減されています。
Greenファンド(グローバル複合戦略ポートフォリオ(G))の当月の基準価額は9.0%上昇しました。
当月の概況
- 戦略別では、主にディフェンシブ戦略、バリュー戦略がプラスに寄与しました。モメンタム戦略がマイナスに寄与しましたが、全体としてはプラスに推移しました。
- ディフェンシブ戦略では、低リスク性の観点から魅力度が高い米国債の買い持ちがプラスに寄与しました。米国債の価格は、米国の金利低下により月を通じて上昇基調で推移しました。
- バリュー戦略では、主に割安度の観点から魅力度の高い米国債やユーロ先物の買い持ちがプラスに寄与しました。ユーロは米国の金利低下の影響などからドルに対して上昇しました。売り持ちしているスイスフランも米国の金利低下によりドルに対して上昇したことでマイナスに寄与しましたが、全体としてはプラスに推移しました。
- モメンタム戦略では、価格動向の観点から売り持ちしていた米国債と日本円が主にマイナスに寄与しました。米国株の買い持ちがプラスに寄与しましたが、全体としてはマイナスに推移しました。
今後の方針
- 引き続き各国の金融政策について不確実性の高い環境が続くことが予想されますが、今後とも個別戦略の改善・開発を通じて、特定のカテゴリや資産からの寄与が過度に大きくならないように留意しつつ長期的な資産価値の向上に継続して取り組んで参ります。
※当ファンドに関する詳細は「Green ファンドの特性と足元の市場環境につきまして 」 をご参照ください。
(2024年1月24日修正済み)
(ご参考)
各ファンドのパフォーマンス詳細はこちら
SUSTENのリスク・プレミアム(収益源泉)比較分類はこちら
Greenファンドのエクスポージャー詳細はこちら
パフォーマンス寄与度は円換算ベースのリターンから算出しています。Redファンド、Blueファンドの「為替ヘッジ損益その他」は、為替の変動の他、諸経費等が含まれております。
配分比率は作成基準月末時点でのポートフォリオにおけるターゲット・ウェイトを表示しています。各資産の構成銘柄については追記をご参照ください。Greenファンドはポートフォリオにおける各投資戦略のリスク・アロケーションを表示しています。四捨五入した数値であるため、合計が100%にならないことがあります。
Redファンドの米国株式は2022年7月以降、先物での組入れとなったため、エクスポージャー表記(現金を含む短期金融資産の表示なし)に変更しました。詳細はhttps://b.susten.jp/SUSTEN_LETTER_20220801をご覧ください。
Greenファンドの個別戦略のパフォーマンスはモデルベースの計測である為、実際のGreenファンドのパフォーマンスと乖離が生じる場合があります。
ポートフォリオの内容は市場の動向等を勘案して随時変更されます。
上記は過去の運用実績およびデータであり、将来の運用成果等を保証するものではありません。ポートフォリオの内容は市場の動向等を勘案して随時変更されます。
追記
- 本資料は、株式会社sustenキャピタル・マネジメント(以下「弊社」といいます。)が最終投資家向けの情報提供を目的として作成したものです。
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当ファンド構成銘柄
グローバル株式インデックス・ポートフォリオ(M) MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信 グローバル資産分散ポートフォリオ(R) 米国株式: S&P500 E-MINI 先物(買建) 先進国株式: VANGUARD FTSE DEVELOPED MARKETS ETF 新興国株式: VANGUARD FTSE EMERGING MARKETS ETF ハイ・イールド債券: SPDR BLOOMBERG HIGH YIELD BOND ETF グローバル債券ポートフォリオ(B) 米国投資適格債券:VANGUARD TOTAL BOND MARKET ETF 先進国投資適格債券(米国除く): VANGUARD TOTAL INTERNATIONAL BOND ETF
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