最終投資家限資料 資料作成日:2023年7月18日
2023年6月の運用状況
Maroonファンド(グローバル株式インデックス・ポートフォリオ(M))の当月の基準価額は8.5%上昇しました。
当月の概況
- 米国株式は、5月分の雇用統計等の指標で米国経済の力強さが示されたことから上昇しました。一時FRB(米連邦準備理事会)パウエル議長が年内の利上げ継続の可能性を示したことから下落に転ずる局面もありましたが、下旬発表の指標で米国経済の堅調さが確認され、下落分を一部取り戻しました。
- 米国外の株式は、先進国株・新興国株のいずれも上昇しました。
- 為替相場は、FRBやECB(欧州中央銀行)が利上げ継続の可能性を示した一方で日銀が改めて金融緩和政策の継続方針を表明したことから主要通貨に対し円安が進行し、基準価額へプラスに寄与しました。
Redファンド(グローバル資産分散ポートフォリオ(R))の当月の基準価額は5.4%上昇しました。
当月の概況
- Maroonファンドと同様、株式および為替の両方ともプラス寄与となりましたが、為替ヘッジ比率を約50%としていることから、為替市場の影響は半分程度でした。
Blueファンド(グローバル債券ポートフォリオ(B))の当月の基準価額は0.5%下落しました。
当月の概況
- 米国債券は、FRBパウエル議長による利上げ継続の示唆や米国経済の堅調さを示す指標の公表を受けて、利回りが上昇(債券価格は下落)しました。13日のFOMC(米連邦公開市場委員会)では政策金利の据え置きを決定したものの、参加メンバーの予想では7月以降の年内利上げの公算は高いとされました。
- 欧州債券は、米国債券とおおむね同様の展開となりました。15日にはECBによる0.25%の利上げが行われました。
※当ファンドは為替フルヘッジを実施しており、外貨の変動による影響は低減されています。
Greenファンド(グローバル複合戦略ポートフォリオ(G))の当月の基準価額は7.0%下落しました。
当月の概況
- 戦略別では、ディフェンシブ戦略、バリュー戦略、キャリー戦略が主なマイナスの寄与となりました。スキュー戦略が若干のプラス寄与となりましたが、全体としてはマイナスに推移しました。
- ディフェンシブ戦略では、低リスク性の観点から魅力度が高く、買い持ちしていた米国債が最もマイナスに寄与しました、同資産クラスの価格は、米国の金利上昇により月を通じて下落基調で推移しました。
- バリュー戦略では、主に割安度の観点から魅力度の高い米国債の買い持ちがマイナスに寄与しました。同資産クラスの価格は、金利上昇の影響を受けて当月は下落基調で推移しました。
- キャリー戦略では、キャリー(保有期間利回り)の観点で魅力度の低い天然ガスの売り持ちと、魅力度の高いプラチナの買い持ちがマイナスに寄与しました。天然ガスは気温上昇による需要増の季節的要因などにより上昇しました。またプラチナ(米ドル建て)はドル高による割高感があったことや、金利上昇により資産としての相対的な魅力度が低下したことなどから価格が下落しました。
今後の方針
- 引き続き各国の金融政策について不確実性の高い環境が続くことが予想されますが、今後とも個別戦略の改善・開発を通じて、特定のカテゴリや資産からの寄与が過度に大きくならないように留意しつつ長期的な資産価値の向上に継続して取り組んで参ります。
※当ファンドに関する詳細は「Green ファンドの特性と足元の市場環境につきまして 」 をご参照ください。
(2024年1月24日修正済)
(ご参考)
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Greenファンドのエクスポージャー詳細はこちら
パフォーマンス寄与度は円換算ベースのリターンから算出しています。Redファンド、Blueファンドの「為替ヘッジ損益その他」は、為替の変動の他、諸経費等が含まれております。
配分比率は作成基準月末時点でのポートフォリオにおけるターゲット・ウェイトを表示しています。各資産の構成銘柄については追記をご参照ください。Greenファンドはポートフォリオにおける各投資戦略のリスク・アロケーションを表示しています。四捨五入した数値であるため、合計が100%にならないことがあります。
Redファンドの米国株式は2022年7月以降、先物での組入れとなったため、エクスポージャー表記(現金を含む短期金融資産の表示なし)に変更しました。詳細はhttps://b.susten.jp/SUSTEN_LETTER_20220801をご覧ください。
Greenファンドの個別戦略のパフォーマンスはモデルベースの計測である為、実際のGreenファンドのパフォーマンスと乖離が生じる場合があります。
ポートフォリオの内容は市場の動向等を勘案して随時変更されます。
上記は過去の運用実績およびデータであり、将来の運用成果等を保証するものではありません。ポートフォリオの内容は市場の動向等を勘案して随時変更されます。
追記
- 本資料は、株式会社sustenキャピタル・マネジメント(以下「弊社」といいます。)が最終投資家向けの情報提供を目的として作成したものです。
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当ファンド構成銘柄
グローバル株式インデックス・ポートフォリオ(M) MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信 グローバル資産分散ポートフォリオ(R) 米国株式: S&P500 E-MINI 先物(買建) 先進国株式: VANGUARD FTSE DEVELOPED MARKETS ETF 新興国株式: VANGUARD FTSE EMERGING MARKETS ETF ハイ・イールド債券: SPDR BLOOMBERG HIGH YIELD BOND ETF グローバル債券ポートフォリオ(B) 米国投資適格債券:VANGUARD TOTAL BOND MARKET ETF 先進国投資適格債券(米国除く): VANGUARD TOTAL INTERNATIONAL BOND ETF
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