最終投資家限資料 資料作成日:2023年6月15日
2023年5月の運用状況
Maroonファンド(グローバル株式インデックス・ポートフォリオ(M))の当月の基準価額は3.4%上昇しました。
当月の概況
- 米国株式は、4月分の雇用統計等の指標で米国経済の堅調さが確認されたことから上昇しました。一時は米国政府の債務上限の引き上げ交渉が進まず株価が不安定になる場面もありましたが、協議が進展したことや、ハイテク銘柄の好調な業績発表が追い風となりました。
- 米国外の株式は、日本がプラス、英国がマイナスの寄与となる中で、ほぼ横ばいの展開となりました。
- 為替相場は、前月末に日銀が植田新総裁の下で金融緩和策を当面維持する方針を示したこと、米国の根強いインフレにより利上げ停止予測が後退したことで円安ドル高に動き、基準価額へプラスの寄与となりました。
Redファンド(グローバル資産分散ポートフォリオ(R))の当月の基準価額は2.4%上昇しました。
当月の概況
- Mファンドと同様、株式および為替の両方ともプラス寄与となりましたが、為替ヘッジ比率を約50%としていることから、為替市場の影響は半分程度でした。
Blueファンド(グローバル債券ポートフォリオ(B))の当月の基準価額は0.7%下落しました。
当月の概況
- 米国債券は、米国経済の堅調さを示す経済指標からFRB(連邦準備理事会)による利上げ余地が残されているとの見方が広まり、利回りが上昇(債券価格は下落)しました。また米国の債務上限問題による金融不安から短期債中心の売りが入り、利回り全般に波及する局面もありました。
- 欧州債券は、米国債券とおおむね同様の展開となりました。
※当ファンドは100%為替ヘッジしていることから、為替相場の変動による影響は低減されています。
Greenファンド(グローバル複合戦略ポートフォリオ(G))の当月の基準価額は4.6%下落しました。当月の概況戦略別では、ディフェンシブ戦略とバリュー戦略が主なマイナスの寄与となりました、スキュー戦略、モメンタム戦略が主なプラスの寄与となりましたが、全体としてはマイナスに推移しました。
- ディフェンシブ戦略では、低リスク性の観点から魅力度が高く、買い持ちしていた米国債が最もマイナスに寄与しました、同資産クラスの価格は、米国の金利上昇により月中から月末にかけて下落基調で推移しました。
- バリュー戦略では、主に割安度の観点から魅力度の高い米国債と英国債の買い持ちがマイナスに寄与しました。同資産クラスの価格は、金利上昇の影響を受けて当月は下落基調で推移しました。
- スキュー戦略では、円の売り持ち、英国国債の売り持ちが主にプラス寄与しました。収益の非対称性の観点から魅力度の低い同資産クラスに対する売りポジションは、ドル高方向の為替の動きや各国債券価格が下落したことから同戦略のパフォーマンスの牽引役となりました。
今後の方針
引き続き各国の金融政策について不確実性の高い環境が続くことが予想されますが、今後とも個別戦略の改善・開発を通じて、特定のカテゴリや資産からの寄与が過度に大きくならないように留意しつつ長期的な資産価値の向上に継続して取り組んで参ります。
※当ファンドに関する詳細は「Green ファンドの特性と足元の市場環境につきまして 」 をご参照ください。
(2024年1月24日修正済)
(ご参考)
各ファンドのパフォーマンス詳細はこちら
SUSTENのリスク・プレミアム(収益源泉)比較分類はこちら
Greenファンドのエクスポージャー詳細はこちら
パフォーマンス寄与度は円換算ベースのリターンから算出しています。Redファンド、Blueファンドの「為替ヘッジ損益その他」は、為替の変動の他、諸経費等が含まれております。
配分比率は作成基準月末時点でのポートフォリオにおけるターゲット・ウェイトを表示しています。各資産の構成銘柄については追記をご参照ください。Greenファンドはポートフォリオにおける各投資戦略のリスク・アロケーションを表示しています。四捨五入した数値であるため、合計が100%にならないことがあります。
Redファンドの米国株式は2022年7月以降、先物での組入れとなったため、エクスポージャー表記(現金を含む短期金融資産の表示なし)に変更しました。詳細はhttps://b.susten.jp/SUSTEN_LETTER_20220801をご覧ください。
Greenファンドの個別戦略のパフォーマンスはモデルベースの計測である為、実際のGreenファンドのパフォーマンスと乖離が生じる場合があります。
ポートフォリオの内容は市場の動向等を勘案して随時変更されます。
上記は過去の運用実績およびデータであり、将来の運用成果等を保証するものではありません。
追記
- 本資料は、株式会社sustenキャピタル・マネジメント(以下「弊社」といいます。)が最終投資家向けの情報提供を目的として作成したものです。
- 本資料は、弊社が信頼できると判断した情報等に基づいて作成されていますが、弊社がその正確性・完全性を保証するものではありません。
- 本資料に記載された市況や見通し等は、本資料作成時点での弊社の見解であり、将来の動向や結果を示唆あるいは保証するものではありません。また、将来予告なしに変更する場合もあります。
- 本資料に記載された過去の運用実績、シミュレーションおよびバックテストは、将来の運用成果を示唆あるいは保証するものではありません。
当ファンド構成銘柄
グローバル株式インデックス・ポートフォリオ(M) MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信 グローバル資産分散ポートフォリオ(R) 米国株式: S&P500 E-MINI 先物(買建) 先進国株式: VANGUARD FTSE DEVELOPED MARKETS ETF 新興国株式: VANGUARD FTSE EMERGING MARKETS ETF ハイ・イールド債券: SPDR BLOOMBERG HIGH YIELD BOND ETF グローバル債券ポートフォリオ(B) 米国投資適格債券:VANGUARD TOTAL BOND MARKET ETF 先進国投資適格債券(米国除く): VANGUARD TOTAL INTERNATIONAL BOND ETF
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