最終投資家限資料 資料作成日:2024年11月19日
2024年10月の運用状況
マネーフォワード全世界株式インデックスファンドの当月の基準価額は6.0%上昇しました。
当月の概況
- 米国株式 上昇しました。予想を上回る雇用者数の伸びから労働市場の底堅さが示され、景況感に関する悲観的見方が後退したことなどから株価は上昇しました。一方、中東での地政学リスクの高まり、優勢が報じられたトランプ次期大統領候補の下での財政赤字拡大やインフレ再燃への懸念に伴う債券利回りの上昇が株価の重しとなりましたが、月を通してはプラスで着地しました。
- 米国外の株式 欧州株式は、中東での地政学リスクの高まりや米国の債券利回りの上昇、企業業績の見通し悪化などから下落しました。中国株式は、前月までの急上昇から一転し、目新しい経済対策が発表されないことへの失望感などから下落しました。日本株式は、米国のソフトランディング期待や、米国債の利回り上昇を背景とした円安の進行などから上昇しました。
- 為替相場 米国債の利回り上昇に伴い1ドル142円台から1ドル152円台まで大きく円安ドル高が進行し、ファンドにプラスに寄与しました。
グローバル資産分散ポートフォリオ(R)の当月の基準価額は4.5%上昇しました。
当月の概況
- マネーフォワード全世界株式インデックスファンド同様、世界の主要株式市場の動向に影響を受けました。
- 為替はプラスに寄与しましたが、為替ヘッジ比率をファンドの純資産総額の約4割弱(実質株式保有比率の約半分)としていることから為替市場の影響はその分抑えられました。
Rファンドの特徴や性質について、詳しく解説を行った記事を公開しました。よろしければこちらからご覧ください。
米国株式アグレッシブ・ポートフォリオ(GeoMax)の当月の基準価額は5.0%上昇しました。
当月の概況
- 米国株式 マネーフォワード全世界株式インデックスファンド同様、米国の株式市場の動向に影響を受けました。個別銘柄では、旺盛なAI関連需要を背景にマーベル・テクノロジーやエヌビディアなどが上昇しました。
- 為替相場 マネーフォワード全世界株式インデックスファンド同様、ファンドにプラスに寄与しました。
※ 比率はGEOMAXマザーファンドの純資産総額比です。表示桁未満の数値は四捨五入しています。 ※ ポートフォリオの内容は市場の動向等を勘案して随時変更されます。
2024年9月上旬より、SUSTENのNISA口座をご利用の方に向け、パワー系投信「GeoMax」を組み入れた新サービスを開始しました。 上記バナーから2024年10月末までのパフォーマンスをご確認いただけます。
グローバル債券ポートフォリオ(B)の当月の基準価額は2.3%下落しました。
当月の概況
- 米国債券
- 米国外の債券 欧州中央銀行(ECB)による0.25%の利下げが決定したものの、米国債の利回り上昇につれ欧州債の利回りも上昇しました。
堅調な雇用者数が示されたことで米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げが緩やかなペースに留まるのではないかとの見通しが広まったことや、優勢が報じられたトランプ次期大統領候補の政策および中東情勢の悪化による原油価格の上昇がインフレ加速をもたらすのではないかとの懸念が広まったことなどから、月を通して米国債の利回りは上昇しました(債券価格は下落)。
※当ファンドは為替フルヘッジを実施しており、外貨の変動による影響は低減されています。
グローバル複合戦略ポートフォリオ(G)の当月の基準価額は9.1%下落しました。
当月の概況
- 主なマイナス寄与 低リスク性の観点からディフェンシブ戦略などで買い持ちしていた米国債の利回りが約2年ぶりに大きく上昇(債券価格は下落)したことから、債券ポジション全体および金利オプションのポジションは、ファンドに大きくマイナスに寄与しました。 なお米国が利下げ局面に差し掛かっていることや、過去数年で米国債のインプライド・ボラティリティ(※予想変動率)が低水準であったことから、金利先物オプションが割安であると判断し、買い持ちしていた米国債先物の一部を金利先物オプションへと入替えました。
- 主なプラス寄与 モメンタム戦略などで買い持ちしていた金が上昇したことや、機械学習戦略などで売り持ちしていた天然ガスが下落したことから、商品ポジション全体でプラスに寄与しました。金の上昇は、中東情勢の悪化や米大統領選への警戒感の高まりが要因です。天然ガスの下落は、気温低下が穏やかになるとの予報から暖房需要が低下するとの見方が強まったことなどが要因です。また、スキュー戦略などで売り持ちしていた日本円が下落したことから、通貨ポジション全体でプラスに寄与しました。
今後の方針
- 米国FRBの金融引締め姿勢からの転換を含め、主要各国・地域での金融政策の見直しが進められつつある中で、株式、債券、通貨などの資産価格においてもトレンドの変化や不規則な変動が生ずる可能性が高まっています。引き続き、金利オプションを活用しながら債券の下落リスク抑制を図りつつ、個別戦略の開発・改善、特に機械学習を活用したモデルの向上に取り組み、パフォーマンスの改善を図ってまいります
ご参考
グローバル複合戦略ポートフォリオ(G)のエクスポージャー詳細はこちら
各ファンドのパフォーマンス詳細はこちら
配分比率は作成基準月末時点でのポートフォリオにおけるターゲット・ウェイトを表示しています。各ファンドの組み入れ資産については追記をご参照ください。
追記
- 本資料は、株式会社sustenキャピタル・マネジメント(以下「弊社」といいます。)が最終投資家向けの情報提供を目的として作成したものです。
- 本資料は、弊社が信頼できると判断した情報等に基づいて作成されていますが、弊社がその正確性・完全性を保証するものではありません。
- 本資料に記載された市況や見通し等は、本資料作成時点での弊社の見解であり、将来の動向や結果を示唆あるいは保証するものではありません。また、将来予告なしに変更する場合もあります。
- 本資料に記載された過去の運用実績は、将来の運用成果を示唆あるいは保証するものではありません。
- ポートフォリオの内容は市場の動向等を勘案して随時変更されます。
組み入れ資産の詳細
- マネーフォワード全世界株式インデックスファンド:
- 米国株式:MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信の投資先となる米国株式、およびS&P500 E-MINI 先物(買建)
- 米国外の株式:MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信の投資先となる株式(米国除く)
- グローバル資産分散ポートフォリオ(R):
- 米国株式:S&P500 E-MINI 先物(買建)
- 先進国株式(米国除く): VANGUARD FTSE DEVELOPED MARKETS ETF
- 新興国株式: VANGUARD FTSE EMERGING MARKETS ETF
- ハイ・イールド債券: SPDR BLOOMBERG HIGH YIELD BOND ETF
- グローバル債券ポートフォリオ(B):
- 米国債券:VANGUARD TOTAL BOND MARKET ETF
- 先進国債券(米国除く): VANGUARD TOTAL INTERNATIONAL BOND ETF
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