最終投資家限資料 資料作成日:2025年10月20日
2025年9月の運用状況

当月の概況
- 米国株式 上昇しました。米政府機関の一部が閉鎖されるとの懸念などから下落する場面はあったものの、連邦準備制度理事会(FRB)が市場予想通り、0.25ポイントの利下げを連邦公開市場委員会(FOMC)で決定し、さらなる利下げの観測が強まったほか、人工知能(AI)関連のテクノロジー株式に資金が流入したことなどを背景に、月を通じて上昇しました。
- 米国外の株式 欧州株式は、財政不安の高まりからいったん下落したものの、米国での利下げ開始などが好感され、上昇しました。日本株式は、首相の辞意表明後の次の政権による経済対策への期待や、米ハイテク企業の好決算を受けた半導体企業などの業績拡大への期待などから、主要な株価指数が史上最高値を更新しました。中国株式は、米中貿易協議の進展期待を背景にAI関連などハイテク銘柄への買いが継続し、上昇しました。
- 為替相場 米ドルは、石破首相退陣による政治的な不透明感が高まるとともに、日銀の利上げ観測が後退したことなどを受けて、対円で上昇し、ファンドにプラスに寄与しました。ユーロは、欧州中央銀行(ECB)が景気・物価の下振れ懸念の後退を背景に政策金利を据え置き、政策金利の引き下げ観測が後退したことなどから、対円で上昇し、ファンドにプラスに寄与しました。
当月の概況
- 株式その他 米国株式、米国以外の先進国株式、新興国株式、ハイ・イールド債はいずれもプラスに寄与しました。(なお、当ファンドでは株式市場への連動性をインデックス対比で約3割高くしています。この値は資料作成時点の市場見通しに基づくもので、今後予告なしに変更する場合があります。)
- 為替相場 為替はマイナスに寄与しましたが、為替ヘッジ比率をファンドの純資産総額の約4割弱(実質株式保有比率の約半分)としていることから為替市場の影響はその分抑えられました。
当月の概況
- 米国株式 米国株式市場は上昇しました。当ファンドの組入れ銘柄においては、全20銘柄中16銘柄がプラスに寄与し、基準価額は上昇しました。個別銘柄では、半導体大手メーカーのマイクロン・テクノロジーや電気自動車(EV)メーカーのテスラなどがプラス寄与しました。一方、ビットコイン保有会社のストラテジーや航空会社のユナイテッド・エアラインズ・ホールディングスがマイナス寄与しました。
- 為替相場 円安ドル高が進行し、ファンドにプラスに寄与しました(マネーフォワード全世界株式インデックスの項をご参照ください)。
※ 比率はGEOMAXマザーファンドの純資産総額比です。表示桁未満の数値は四捨五入しています。
※業種はGICS(世界産業分類基準)で分類しています。GICSに関する知的所有権等はS&PおよびMSCI Inc.に帰属します。
当月の概況
- 米国債券 債券利回りは低下しました(債券価格は上昇)。8月の雇用統計で非農業部門の雇用者数の伸びが予想を下回ったほか、2025年3月までの雇用統計での雇用者数の伸びが下方修正されるなど労働市場の弱さが認識され、利下げサイクル再開への期待が高まったことなどから、利回りは低下しました。
- 米国外の債券 ユーロ圏の債券利回りは、月を通してほぼ横ばいとなりました。月前半には米国債券市場に連動して利回りが低下する局面もあったものの、政策金利を据え置いたECBのラガルド総裁が今後の利下げに対して慎重な見方を示したことなどから、方向感に欠ける展開となりました。 ※当ファンドは為替フルヘッジを実施しており、外貨の変動による影響は低減されています。
当月の概況
- 主なプラス寄与 価格動向の観点からモメンタム戦略などで買い持ちしていた金の価格が上昇したことから、商品ポジション全体でファンドにプラスに寄与しました。また、モメンタム戦略などで売り持ちしていた日本円が下落したことなどから、通貨ポジション全体でプラスに寄与しました。
- 主なマイナス寄与 低リスク性の観点からディフェンシブ戦略で買い持ちしていた米国短期金利先物の価格が下落したしたことから、債券ポジション全体および金利先物オプションのポジションは、ファンドにマイナスに寄与しました。
今後の方針
- 米国FRBの金融引締め姿勢からの転換を含め、主要各国・地域での金融政策の見直しが進められつつある中で、株式、債券、通貨などの資産価格においてもトレンドの変化や不規則な変動が生ずる可能性が高まっています。引き続き、金利オプションを活用しながら債券の下落リスク抑制を図りつつ、個別戦略の開発・改善、特に機械学習を活用したモデルの向上に取り組み、パフォーマンスの改善を図ってまいります。
ご参考
グローバル複合戦略ポートフォリオ(G)のエクスポージャー詳細はこちら
各ファンドのパフォーマンス詳細はこちら
運用状況の確認(SUSTENログイン)
追記
- 本資料は、株式会社sustenキャピタル・マネジメント(以下「弊社」といいます。)が最終投資家向けの情報提供を目的として作成したものです。
- 本資料は、弊社が信頼できると判断した情報等に基づいて作成されていますが、弊社がその正確性・完全性を保証するものではありません。
- 本資料に記載された市況や見通し等は、本資料作成時点での弊社の見解であり、将来の動向や結果を示唆あるいは保証するものではありません。また、将来予告なしに変更する場合もあります。
- 本資料に記載された過去の運用実績は、将来の運用成果を示唆あるいは保証するものではありません。
- ポートフォリオの内容は市場の動向等を勘案して随時変更されます。
- 目標資産比率は作成基準月末時点でのポートフォリオにおけるターゲット・ウェイトを表示しています。各ファンドの組み入れ資産については以下をご参照ください。
組み入れ資産の詳細
- マネーフォワード全世界株式インデックスファンド:
- 米国株式:MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信の投資先となる米国株式、およびS&P500 E-MINI 先物(買建)
- 米国外の株式:MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信の投資先となる株式(米国除く)
- グローバル資産分散ポートフォリオ(R):
- 米国株式:S&P500 E-MINI 先物(買建)
- 先進国株式(米国除く): VANGUARD FTSE DEVELOPED MARKETS ETF
- 新興国株式: VANGUARD FTSE EMERGING MARKETS ETF
- ハイ・イールド債券: SPDR BLOOMBERG HIGH YIELD BOND ETF
- グローバル債券ポートフォリオ(B):
- 米国債券:VANGUARD TOTAL BOND MARKET ETF
- 先進国債券(米国除く): VANGUARD TOTAL INTERNATIONAL BOND ETF
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